お子さんが1歳を過ぎると体だけではなく、日に日に脳も成長しているのを実感しますよね。そんな様子を見て知育やモンテッソーリ教育に興味を持たれる方も多いのではないでしょうか。
本記事は知育やモンテッソーリ教育に興味があるけれど、おうちでの取り組み方が分からないという方や手作りのモンテッソーリのおもちゃに興味があるという方に向けて、家庭で簡単に作れるモンテッソーリの手作りおもちゃと遊び方を紹介していく記事になります。
材料はほぼ100均!安くて簡単に作れますが、1歳のお子さんのツボにはまるおもちゃを厳選して紹介しています!ご覧いただけると嬉しいです。
おうちモンテとは何?自宅での取り組み方が分からない!
今は色々な教育論がありますが、その中でもモンテッソーリ教育は自宅でマリア・モンテッソーリの教えを実践できるので特に人気があります。
そして、モンテッソーリ園などで行っている取り組みを導入し、家庭で実践していくことを『おうちモンテ』と呼んでいる人が多いです。小学校受験を意識したお勉強というスタイルではなく、あくまでお子さん一人一人の発達段階に沿った取り組みを『おしごと』という名前で呼び、感覚を養ったり、自立を促したりする教育になります。
おうちモンテは、実は意外と簡単!
- まずはモンテッソーリのおもちゃ(手作りで大丈夫です!)を用意し、おもちゃの使い方をお子さんにゆっくりと理解できるように説明します。
- そして横で一度見本を見せるように遊んでみます。
- ちょうどお子さんの発達段階がおもちゃに合っていれば、あとはおもちゃを渡すだけで遊べるようになります。
- 遊びだしたらそっと見守ってあげることが大切です。
もしおもちゃが難しそうだったり、途中で飽きてしまったら無理に続けなくて大丈夫。”今”ではないだけかもしれません。興味を持つまで待ってみると急に遊びだすこともありますよ。
家庭で簡単!1歳のお子さんにおすすめなモンテッソーリの手作りおもちゃ
モンテッソーリ教具として売られているものはシンプルなデザインで素敵なものが沢山ありますよね。そして本格的だからこそ高価なものも多い印象があります。しかし、モンテッソーリ教育に使われる教具は自分で作れるものも多いんです。
今回本ブログで紹介しているものは、こちらの本を一部参考にさせてもらっています。とても分かりやすく、モンテッソーリを導入するタイミングにぴったりな本です。

0~3歳までの実践版 モンテッソーリ教育で才能をぐんぐん伸ばす! (単行本)
- 作者: 藤崎達宏
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2018/11/05
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
1.ストロー落とし
【材料】
- ドリンクジャー ダイソーにて購入
- ストロー 自宅にあったものを使用
【作り方】
ストローを3~4センチに切るだけです。
【遊び方】
ふた付のドリンクジャーにストローを落とす定番の遊びです。
ストローが落ちてポトッと鳴るのが楽しい様子。1歳過ぎから遊べて、2歳前の今でも息子が大好きなおもちゃです。「小さい穴にストローを通す」という動作自体は単純ですが、集中していないと出来ない遊びですよね。
全てのストローを落とすまでが5分以内に終わるようストローの本数を調整してあげるといいかもしれません。また、ストローの色をカラフルにしてあげると色の勉強もできておすすめ。
2.ポンポン入れ
こちらも落とす系の遊びになります。
【材料】
- ポンポン ダイソーにて購入(「デコレーションボール 直径2.5センチ」)
- プラスティック容器 自宅にあるものを使用(プラスティックで穴を加工できるものであればOK。綿棒の空ケースで作るのもおススメ)
【作り方】
我が家は飲み終わったプラスティック容器の上部をポンポンがぎりぎり通るくらいの穴をあけ使っています。
穴をあける作業が一番で大変で重要です。ポンポンを押して入れる動作が大切なので、まずは小さめの穴をあけて、ポンポンがギリギリ入るのか確認しながら徐々に穴を大きくしていくといいかもしれません。
【遊び方】
穴にポンポンをぐっと押し入れて遊びます。
ストロー落としとは違い、見つけた穴に力を入れてポンポンを入れこまないといけないので動作としては難易度が少し上がります。
押す感覚、そして押し入れる感覚が不思議なようで、息子は最初敬遠気味でしたが、今では押し入れた時のポンッとなる感覚にハマっています。
3.ゴム通し
【材料】
- 木の棒 ダイソーにて購入(「ウッドマグカップホルダー」の基礎部分のみを使用しています。)
- 髪ゴム ダイソーにて購入
【遊び方】
木の棒に髪ゴムを通していく遊びです。
髪ゴムを両手で広げて木の棒に通していきます。通したら手で下まで髪ゴムを動かしていきます。
「通す」遊びも意識しないと生活の中で取り入れていくのは難しいですよね。髪ゴムの色を濃い(薄い)色から通していき、グラデーションを作るのもおススメ。色の濃淡の勉強にもなります。
4.トングを使って色分け
【材料】
- 色付きカップ 「コップがさね」のコップを使用
- ポンポン ダイソーにて購入(「デコレーションボール 直径2.5センチ」)
- トング ダイソーにて購入
【遊び方】
トングでポンポンを掴み、同じ色のカップに入れる遊び。
まずはトングを上手に使えるかという部分から遊びのスタート。1歳児ではかなり難しいかもしれません。トングが難しい場合はポンポンをスプーンですくったり、素手でつまんだり、年齢や月齢によって遊び方を変えながら遊べます。
また「赤いカップには3つのポンポンを入れよう」などと数を指定してあげると数の勉強にもなっておすすめです。
まとめ
本日は簡単に作れる1歳のお子さんにおすすめモンテッソーリの手作りおもちゃ4選をご紹介いたしました。
どれもすぐに出来るもので、子どもウケが抜群にいいコスパ最強のおもちゃたちです。遊びながら集中力を高めることもでき、手先の訓練にもなりますよ!ぜひ『おうちモンテ』の導入にいかがでしょうか。
ここまで読んでいただきありがとうございました。